北極圏付近で冬季テスト中の次世代メルセデス・ベンツGLBの姿をCarSpyMediaが捉えた。
フルモデルチェンジとなる次世代GLBは2025年3月にデビューした新型CLAに続き、メルセデスの次世代コンパクトファミリーの2番目のメンバーになる予定。
GLBのプロトタイプは厳重にカムフラージュされているが、全体的な形状は現行モデルの進化系のように見え、フロントエンドはわずかに丸みを帯びている。今回、新しいヘッドライトが部分的に解禁となったが、新型CLAと同様、スターパターンの昼間走行灯と方向指示器が装備されている。
この新型GLBはメルセデスの新しいMMAプラットフォームを採用しており、主にEV向けに設計されているが、ハイブリッドパワートレインにも対応する。EQテクノロジー付きのMMAベースEVでは、メルセデスはシングルモーターの後輪駆動モデルとデュアルモーターの全輪駆動モデルを展開する予定だ。
後輪駆動のGLBクラスは「EQテクノロジー付きGLB 250+」として、268馬力のモーターを後部に搭載。全輪駆動モデルは「EQテクノロジー付きGLB 350 4Matic」となり、268馬力の後部モーターに加え、107馬力の前部モーターを追加搭載する。この前部モーターは高負荷時やスリップが検出された場合にのみ作動する仕組みだ。
さらに500馬力を超えるAMG車両も計画されているとのこと。
新型VLAと同様のEVとハイブリッド車の発表が予想される。