メルセデス・ベンツは、アーティスト兼テック起業家のwill.i.amが創設したAIプラットフォーム「FYI」と革新的なパートナーシップを発表。
「AIをラジオ産業に導入することで、すべてのリスナーを積極的な参加者に変え、ラジオとの出会いをウェブのように動的でインタラクティブな進化するものにする」としている。

主な特徴
・ドライバーと車両の対話方法を変革するためにカスタマイズされた車内オーディオ体験
・ポップカルチャー、スポーツ、テクノロジー、音楽など16種類の対話型「STAiTiON」を提供(2025年にさらに拡大予定)
・パーソナライズされたAI「ペルソナ」がラジオホストとして機能し、リスナーの質問にリアルタイムで回答
・最先端の言語モデル、公開ウェブコンテンツ、音楽ライセンスを活用したシステム
メルセデスベンツは、この革新的な取り組みをアメリカ市場でのベータプログラムから展開を開始する。対象となるのは、2024年以降に発売される『Eクラス』と『CLE』、2025年の『Cクラス』と『GLC』、および新型『CLA』のオーナーとなる。

このプロジェクトは、メルセデスベンツが推進する車載AIアシスタントの進化の一環であり、GoogleクラウドのAutomotive AI AgentやマイクロソフトのチャットGPT技術を活用した、詳細なナビゲーションや共感的な対話機能の統合に続く取り組みである。