【2025年F1日本GP 金曜日】赤旗頻発も前向きな一日 - 各チーム、風向き変化への対応が鍵に

2025年F1日本グランプリの幕開けとなる金曜日は、鈴鹿サーキットにおいて波乱含みの走行セッションとなりました。フリー走行2回目(FP2)では、4度もの赤旗中断が発生し、各チームの走行プログラムに大きな影響が出ました。
しかしながら、そのような状況下においても、チームは貴重な走行時間を活用し、全種類のタイヤ(ソフト、ミディアム、ハード)のデータ収集を着実に進めました。ジョージ・ラッセル選手とキミ・ライコネン選手は、FP1でミディアムとソフト、FP2ではハードと2セット目のソフトタイヤを使用し、精力的に周回を重ねました。


FP1では、ラッセル選手が2位、そして鈴鹿サーキット初走行となるライコネン選手が9位と、まずまずのペースを披露しました。
一方、FP2は相次ぐアクシデントとトラブルに見舞われました。ジャック・ドゥーハン選手が早期にクラッシュを喫しセッションは中断。再開後にはフェルナンド・アロンソ選手がグラベルにコースアウトし、再び赤旗が掲示されました。さらに、セッション終盤の15分間には、コース脇の草むらで小規模な火災が2度発生し、その都度セッションは中断となりました。これにより、各チームは予定していたアタックラップやロングランの実施が困難となりました。
明日の土曜日には、予期せぬ新たな課題が待ち受けています。気象予報によれば、風向きが180度反転し、S字コーナーに対してこれまでの向かい風から追い風へと変化する見込みです。これは、マシンの空力バランスに大きな影響を与える可能性があり、各チームはセッティングの変更を迫られることになります。
困難な状況下でもデータを収集し、明日の風向きの変化に対応していくことが、週末のレースを左右する重要な要素となりそうです。
明日の予選セッションでは、各チームがどのような戦略と対応を見せるのか、注目が集まります。
